オプティガード® 体験レポート2

お客様の声
(有)和歌山環境サービスの皆さん

(有)和歌山環境サービスの皆さん


《オプティガード®体験レポート》では、オプティガード®利用者のみなさんに、その効果などについて感想を語っていただいています。今回お話を伺ったのは、(有)和歌山環境サービスさん(和歌山県西牟婁郡上富田町)です。


 (有)和歌山環境サービス 代表取締役 吉本正美様

和歌山県西牟婁郡上富田町で害虫防除業を営んでいます。
2008年2月8日に隣の町、田辺市より現在の場所に移転しました。今年が創業31年です。世の中不景気が続いていますが、“なっとかせんならん”(どうにかしないと)と知恵と工夫と行動で毎日頑張っています。
上富田町は白浜温泉で有名な白浜町と梅とみかんで有名な田辺市に接しており、温暖で風光明媚なところです。

ところが、この温暖な気候のため、害虫にとっても住みやすい環境で、イエシロアリ、ヤマトシロアリ、ワモンゴキブリ、ヤスデ、ムカデ、ケシキスイ、アメリカカンザイシロアリ等いろんな害虫も快適に過ごしています。


◎ アメリカカンザイシロアリの被害と駆除

この中からアメリカカンザイシロアリについて話してみます。
アメリカカンザイシロアリは、現在全国的に生息範囲を広げております。和歌山県内も広範囲に被害が及んでいる地域の一つです。アメリカカンザイシロアリはヤマトシロアリ・イエシロアリのように蟻道を作らずに木部の中を食害して、巣を広げてゆきます。巣からは羽アリが飛び、移動先で新たな巣をつくり、また木部の中を食害していくことを繰り返します。従って、1軒あたり数十のコロニーが生息することもありますし、一つだけの場合もあります。一つのコロニーには数百頭から最大でも数千頭のアメリカカンザイシロアリが生息していると言われています。
羽アリ飛翔の時期は決まっておらず、少量ずつ長期間にわたり羽アリが飛翔します。

◎ 被害発見のポイントは

アメリカカンザイシロアリはコロニーの下に直径1mm程度の砂粒状の糞を落とします。これを見つけることが被害個所発見のポイントです。
糞の形は俵状で表面に縦長の浅いくぼみが6本あり、くぼみの間は隆起しています。

アメリカカンザイシロアリの発見は非常に難しく、また、食害がどこに、どれくらいの程度で進んでいるのかが判りにくく、駆除をするのが大変ですが、食害を広がらないようにすることがポイントと思います。そのためには飛び出した羽アリを退治することです。
具体的には、食害がある小屋裏の場合、その小屋裏全体に薬剤を注入、吹き付けを行います。その時の薬剤は安全性が高く、忌避性が無く、シロアリが薬剤散布した面の上を歩き回り体に薬剤をつけて、グルーミングの行動時に薬剤が直接薬剤に触れていないシロアリにも伝播することにより、コロニー全体を退治できる薬剤であることが重要です。
現在オプティガード®ZTを使用して施工しています。お施主様にも喜んで頂いております。

◎ オプティガード®を使い始めたきっかけは

同業の森田白蟻様より、有効成分も普通物で、臭いもなく、アメリカカンザイシロアリにも実績があるという話を聞いたことです。使ってみて、臭いもなく、作業もスムースで、安心してお施主様に勧めることができる薬剤です。

◎ 施工例

2008年オプティガード®ZTでアメリカカンザイシロアリ施工をした西牟婁郡XX邸は、木造平屋建て、天井裏に被害のあるお宅でした。
施工は、被害のある屋根裏に穿孔注入と吹き付け処理を行いました。

施工を実施する前に、お施主様より、屋根裏に薬剤を撒くことは頭の上に薬剤を撒くことなので、薬剤の安全性に対する質問があり、シンジェンタ ジャパン(株)さんより頂いた資料で説明し、御主人に納得して頂きました。
納得して頂くまでの過程で、“アメリカカンザイシロアリは薬剤散布しても止まらないと聞いているので、薬剤散布しても仕方ない“と言われました。私からは”私を信用して、薬を信用して下さい。当社の今持っている様々なノウハウを出して施工をします。後々の事も任せて安心して下さい。“と言って、お施主様の了承を得ました。

◎ その後

2009年4月現在クレームも無く、お施主様が喜んで頂いているのが、一番うれしい事です。